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マニュアル車 シフトチェンジできない

整備

昭和63年製 マークⅡ

マニュアル車に乗っている人はどのくらいいるでしょうか?

そもそも今の人たちはオートマ限定で免許を取得する時代ですよね

わかる人にはわかるマニュアル車の修理を今回ご紹介します。

それにしてもしびれますね、この角ばったマークⅡ

修理の依頼内容はシフトチェンジがスムーズにいかないということでした

マニュアル車は1速から2速、2速から3速へと自分でギアチェンジさせることで

加速していきますが、ギアがはいりづらいと加速がうまくいきません。

乗っている人も焦ったでしょうね。私はエンストしただけでも焦ります。

エンストってオートマしか乗らない人はわからないかな…苦笑

原因はこれです。クラッチレリーズシリンダという部品です。

シフトチェンジするときに踏むペダル(クラッチペダル)で油圧をかけて

伸び縮みさせることでギアがスムーズにつながるようにサポートしている部品です

腐食によるオイル漏れ

内部の腐食によりクラッチオイルが漏れてしまって油圧がうまくかからずギアが入りにくくなっていました。

クラッチオイルもこのように真っ黒になっていました。このようにオイルが劣化していると

防錆性能も低下して内部を腐食させ今回のような故障につながってしまいます。

それにしてもこんなに小さい部品一つ壊れたことでこんな症状につながるなんて

恐ろしいですね

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