入庫事例

ディスクローターとブレーキパッドの交換

今日はホンダ　ゼストの車検の様子です。整備内容をお伝えしていきます。

まずは法定点検を実施していきます。今回はブレーキ系の部品の消耗が見られました

湿気や潮風の影響でディスクローターと呼ばれるブレーキの軸となる部品が腐食しています

表面に凸凹ができてブレーキの精度を下げてしまい危険なので交換しました。

ブレーキパッドも凸凹に変形しているため同時に交換していきます。今回は厚みも減っていました。

また入庫時のお客様との問診では最近エンジンの不調を感じるとのことでした。

症状としては

・アクセルを踏んでもスピードが乗らない（ふけない）

・アイドリング時にブルブルと振動が強くなってきた

とのことでした。思い当たる部品を見てみると

エアクリーナー

エンジンに空気を取り込む際にゴミを取り除くフィルターです。身近な例でいうと掃除機のフィルターの役割と似ています。

左のように真っ黒で詰まっているとうまく空気を取り込めずエンジン不調につながります。

スパークプラグ

燃料に火花を散らして点火させるライターのような役割をする部品です。

角が丸くなりうまく点火できずアイドリングの不調につながっていました。

思った通りでかなり使い込まれていました。どちらも消耗品なので定期的に交換が必要な部品です。

新品に交換したところエンジンの不調はなくなりました。

車検も合格したのでこれからまた２年間走り続けてくれるでしょう